大連・哈爾賓・長春・吉林・瀋陽・丹東・瓦房店・旅順の現在を紹介します

北京

 

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 北京に行ったらやはり「北京ダック」でしょう。二日目に老舗(操業から160年)に行きました。お店は北京市民が行くという感じではなく観光客を対象にした感じでした。同行した大連のエージェントに言わせると大連にも北京ダックのお店はあるがここはやはり違うというのですが、私はおいしいものとは感じませんでした。確かにお店の雰囲気いいですよ。長いスリットの入った黒のドレスの店員が様になっています。でもそれだけですね。

 北京 北京ダック 北京 北京ダック

 食べ方は薄い皮にねぎと独特のみそを置き、その上に肉の付いた皮をのせて春巻きのように巻いて食べます。私の作り方がおかしいと思ったらしく、店員さんが来て作ってくれました。一見同じように見えるのですが、片方を内側に巻くことで具が落ちないようにするのが正しい食べ方のようです。大連と違って面白かったのが紹興酒の入れ物です。普通のヤカンのように見えますが、お湯が入っていて、内側にもう一つの紹興酒をを入れる容器があるのです。これだと冷めにくいですね、さすが北京の老舗大連とはちっょと違いますね。もっとも大連は紹興酒よりワインや焼酎の方が人気がある。お土産に紹興酒を探すのも大変です。

 北京 北京ダック北京 北京ダック

 多分他のお店も同じだと思いますが、肉から皮の部分を取り分ける作業を見せてくれます。別にそんなにすごいわけではないですよ。ハルビンの餃子屋さんではナマコの餃子を頼んだらテーブルに調理台を持ってきてその場で包む作業を見せてくれましたから皮をカットするぐらい大したことはないわけですよ。

北京 北京ダック 北京 北京ダック

 日本だと北京ダックの料理は薄い皮だけらしいが、北京ではしっかり肉が付いていました。ただある特殊な部分なのかちょっと透明感のある部位だけは皮だがほんのちょっと別の皿に盛りつけられて出てきましたが、おいしくなかったので知人に残りを全部食べてもらいました。食べ方が悪かったわけではなさそうですが。

北京 北京ダック 

このお店は近くに地下鉄の駅もあるので便利です。その上すぐそばに屋台のお店がいっぱいある通りがあります。食事の後に散策すると北京の思い出になると思います。結構この露地は長いですが、突き当りを左の方に行くと途中に屋台のレストラン街があります。ここの通りほどお店はありませんが、素通りするだけでもちょっと楽しめますね。

北京 夜の屋台 北京 夜の屋台

 期待外れの北京ダックでしたが、初日は大連経由だったので夕方に北京に着きました。ホテルの周辺をちっょと散歩して大使館街のある公園近くのレストランで食事することになりました。どこのお店にしようか迷ったのですが、「雲南料理」というのを見て面白そうと入りましたが、店内は満席。仕方なく外のテーブル席を使いましたが、夕方でとても感じが良かったです。公園の周辺は各国の大使館があるのでベトナム料理や日本料理のお店もありました。明日はベトナム料理にしようなどと話しながら食事です。

北京 雲南料理 北京 雲南料理

 雲南料理はどんなものかと思ったのですが、キノコや野菜を主体にしたものが多いらしい。竹の筒にもち米を入れて蒸したものが主食になります。全体的に薄味ですね、辛い料理が多い中国にしてはちょっと珍しいです。実は翌日北京ダックの料理を食べ、その翌日の最終日もお店の雰囲気が良かったので行きました。せっかくだからいろんなところを行けばいいのでしょうがものすごい距離を歩いたので動きたくなかったのが本音です。

北京 雲南料理

 素敵な店員さんですが、どうやら責任者みたいでしたね。なんかシステム上のトラブルがあってオーナーがメーカーの人とやり合っていて結局お店の対応方法を変更するよう指示してました。
北京は特定の場所を除いてすべて禁煙です。ホテルは四つ星でしたが全室禁煙、じゃあ全くダメかというとちゃんと外に灰皿が用意されています。このレストランも当然禁煙、うまいことに歩道に灰皿が設置されていたこともあり外のテーブルは一挙両得でした。最終日の料理がまた大変なことになった。

北京 雲南料理

 例によってキノコなどの料理だったが、同行した人が雲南料理を知っていてパイナップルに入ったご飯を頼もうということになった。出て来たのが上のもの、食べたら超甘い、ごはんというよりデザートですよ。とても食べれませんでした。薄味に超甘いご飯なので「なんか辛い食べ物はないんですか」という事で頼んだのが鶏肉の煮ものです。テーブルにコンロを用意してその場で切り分けてくれました。これで何とかビールが飲めるてなもんですね。

北京 雲南料理

北京 雲南料理

たった二日間ですし、昼食の時間がもったいないというので初日に故宮に行くわけですがパンでも買ってどこかで食べましょうという事にした。大連などでは必ずどこかのレストランを使ってましたが時間の目安が付くからできること。それでも西門の街並みと昔の遊郭を見に行った時にラーメン屋さんがあった。ラーメンなら早いだろうという事で利用。大連では意外にラーメンのお店は少ないですね。この北京のラーメン屋さんが面白い。日本式のセルフサービス、しかもどうやら二十四時間営業らしい。

北京 ラーメン 北京 ラーメン 

暑かったこともありビールを頼むことにしたのですが、先にラーメンを頼んでいたから出るのも早い、ビールを取りに行っているうちにラーメンが出てきてしまった。当然つまみも後からとなる。心配なのが「ラーメンが伸びてしまわないか」だが、日本と違って伸びないのです。更に面白いのが具は豚肉か牛肉しか指定できない。

北京 ラーメン 北京 ラーメン 

 ビールは二本、知人が飲むのは常温のもの、中国人は冷えたものは体に悪いという事で必ずお湯が出ますね。空港やレストランでコーヒーを頼んでも必ずお湯が出る。最初はコーヒーが濃いから薄めるのかと思ったがどうやら違うらしいと気づきました。さすがに生ビールは常温ではなくちゃんと冷えたものが出ます。

せっかくの北京旅行でしたが、一日は観光地でパンで昼食、二日目がラーメン屋さん。夕食に同じ雲南料理のお店を二回も使ったのであまり面白い料理にありつけませんでした。ホテルの裏側には各国の大使館があり、いろんな国のレストランがあったの残念です。残念ではあるけどお店がきれいだったので写真を掲載します。
北京 レストラン

北京 レストラン

北京 レストラン
この大きな通りから入ったレストラン街ですが、この先に各国の大使館があります。そのためレストランも日本料理やベトナム料理店もありました。
入隊したばかりの若い兵隊さんが警備しています。
北京 大使館街

北京 大使館街

北京大使館街

 早朝の交代で勤務場所まで歩いていきます。
北京街並み
大使館が続きますが、突き当りには公園があります。
北京公園
大使館があるという事は当然そうした人たちのためのスーパーもあるという事。
北京 スーパー
野菜は普通だがそれ以外のものはちっょと変わったものが置いています。
北京 スーパー 北京 スーパー
チーズなども日本ではないものがありますね。
北京 スーパー

 

活性炭のふるさと中国