白塔を目指してまた登る
山門を通って公園の中に入り、チベット風の建物「白塔」を目指します。一旦下がったが又登ることになります。
中国のチベット系の建物なのになぜか大砲がある。チベットのお坊さんも来ていた。ここにチベット系の民族の観光客が来ていて、建物に手を添えていました。「信心深いね」と知人が話してましたが、嘆きの壁ではないだろうに何か意味があるんでしょうね。
ここを降りると北海公園の湖になります。
ここから北海公園です。長春でも人工の大きな湖がありましたが、北京は大河がなく、人造湖がいくつかあります。共産党員や高級官僚はこの湖に面した場所に住んでいます。そしてその場所は塀で仕切られている。中国の人は内陸部に住んでいる人ほど老後は湖や海にあこがれるように思う。まさにアメリカ人が老後は海の見える場所に引っ越したいと願っているのと同じ感覚なのかも知れない。
北京も何か所かに人口の湖があります。規模はかなり大きい、お金をかけています。景山公園は山になっていますが人工の山です。思うに湖を掘ったついでに山を作ったか、その逆に山を作るために掘った後に水を溜めたのかも知れない。いずれにしても平らな地形であることは間違いない。長春にも人造の山に大規模な植林をし、そばに大きな湖があります。
北海公園側から登るための入り口、こちらから登ったらかなりきつい階段を上ることになったと思います。景山公園側から回って正解でした。
出口付近から見た湖とチベット様式の建物。景山公園からは下に見えていたチベットの建て物は湖から見ると上の方に位置しています。
出口になります。
初日は故宮から景山公園経由で白塔に登り北海公園、そして前門・大柵欄を回りました。歩いた距離は結構ありましたね。翌日は万寿山から湖を半周する行程で回り、昔の遊郭を見るためにバスで移動し再び前門・大柵欄に行きました。そのあとに天壇公園を回って北京最短観光の日程終了です。初日も歩いたが、天壇公園も故宮並みの長さがあったように感じました。