前門・大柵欄は表通りの観光用の街並みと裏小路の古い町並みが同居しているところです。
この前門・大柵欄は二日間通うことになります。初日に北海公園から帰るためバスで降り、地下鉄に乗り換えました。翌日はまた別の方向からバスで来て逆方向から歩いたのでせっかくだからと裏通りを歩いて庶民的な街並みを見ることが出来ました。昔遊郭だった建物を見るにはこの前門から来る道路から路地に入って行くことになります。略図が道路にあるのですが道が狭くうねっていて方向的に大丈夫かなという感じがしました。
ちょっと見ごたえのある街の風景をご紹介します。まず正門がどんなものからですね。
西門から見た大柵欄の通りです。この写真は翌日のもので比較的青空が見えます。前日は夕方前方からこちらに来ました。今回は右手の路地を遊郭のある方に向かう事にしました。
地下鉄で近くの駅まで行き、そこから歩くことになります。ホテルは建国門でしたので比較的地下鉄であちこちに行ける感じでした。で、実際の西門はこれです。
こちらには入りませんでしたし、ちょっと入れるかわかりません門は閉まっていましたし、観光客の姿も見えませんでした。下が西門の前の広場になります。路面電車の終点でもあります。赤い建物の右側の路地を使って遊郭のある方に向かいます。途中の写真は「生活/文化」のページに掲載しています。今回は前日の夕方の表というか、門のメインストリートの風景を掲載しました。
いろいろなお店が立ち並びますが、観光客向けですね。庶民向けは裏通りにあります。
まずは広場にあるアンティークな建物です。裏道はこの建物の後ろ側の右手になります。
ここからいろんな庶民のためのお店がずっと立ち並んでいました。
裏通りは生活のページをご覧いただくことで、表のメイン通りの様子です。
お店の名前がぎっょとしますが中は見てません。後で気が付きました。
本来防火用水の瓶ですが噴水として使われていました。北京に限らず大連にもこういう像があります。
このお店でお土産の扇子を買いました。
メインストリートから西門を見たものです。
路面電車の線路は二つあり、最終的に門の前の広場で左右に停車します。この通りをしばらく進んだところに大柵欄という看板が出てきます。ここから昔の遊郭の建物に向かいます。前日も通った道路です、今回は反対側から行くことになります。
ここの交差点がどこかを見るには裏側から行った方がわかりやすいかもしれません交差点にユニークなお店があるからです。メインストリートからはこの門の標識が目安になります。
交差点にあるお菓子のお店「稲香村」、有名な老舗なのだそうです。うちのエージェントが孫のお土産と言って買ってましたね。
この交差点を見つければあとは道なりに進めば昔の遊郭の場所に行けるのですが、それでも道が分岐するところがあるので行かれる場合は判りやすい地図を用意される方がよいと思います。
ただその分岐点まで面白いお店が続きます。この看板を境にメインストリートとは逆の方向に進みます。
左方向から見ると次のように「稲香村」の店舗が見えます。最もこのお店の名前の店舗はそこら中にあります。どれが本店で、どれが支店なんて全くわかりません。
華やかな通りもだんだん人通りが少なくなって来ます。というか心細い、本当にこの道で良いの?
ビールの他になんかお銚子が出てますね、多分焼酎ではないかと思うのですが。間違っても日本酒ではないだろう。