規模がすごい長春氷雪大世界
今年が第一回目だそうで、氷が解けるまで開催するそうです
氷雪祭りの会場に入るとすぐ見えるのがこの寒暖計の付いた塔とそれを取り囲む氷像です。
入場券を買うのは420メートルの滑り台の券が付いているから、もし使わなければそのまま入ってもチェックはなかったからどこか抜けてますね。
ライトアップは5時です。夜のスケジュールを考えると明るいうちに滑り台を経験し、いろんな雪像を見て回る。ライトアップしてきれいなところは夕方5時以降に回ると良いと思います。とにかく広くて3時間いても見切れないほどです。ハルビンもすごいらしいがここはもっとすごいです。
一番人気は420メートルの滑り台
滑る人の列、並ぶ時間がもったいないから明るいうちに滑るのがコツです。
これが大変です、長さ420メートルでかなりのスピードが出ます。60歳以上はご遠慮くださいという案内まであるくらい。
怖いというより恐怖を感じます!滑るのはその前に済ませておかないと見切れませんよ!
中国定番の農家の家、確かに昔はこんな雰囲気だったのでしょう。
下は氷を削って作ったもの、日中でもマイナス10度以下だから溶ける心配はないということになります。
トイレの建物も氷でできている、中は見なかったから普通の可動式のトイレだと思いますが、外側が会場の雰囲気を壊さない配慮は良いですね。
北京の故宮です。ディズニーランドのようなもので歴史的なものではありません。日本でいう和洋折衷というやつですね。
旧満州の面影
当時を偲ばせる建造物が数多く残されており、それは現在も使われています。当時の人々は頑丈に作ったんですね。
上の建物は現在軍の病院として使われています。日本でいうなら防衛大学の医学部というところですね。お医者さんの写真に軍人が多いのはそのためです。
とにかく日本が作った建物は超頑丈、その多くは病院や大学施設として利用されています。
上の柱一つを見てもものすごく頑丈な造りで、壊すに壊せないから今でも現役の建物として使っている。多くは病院や大学の建物として使われるているようです。
下の画像は吉林大学地理関係の学部、こちら満州時代の建物です。
敷地が広いので政府関係の大規模なイベントが開催されます。中国の凧は日本とは違います。
凧揚げしていました。日本とは形が違うが面白いですね。
関東軍の将校宿舎、現在はホテルとして一般に開放されているが。中国の要人専用になっていそうです。
吉林の紙幣はここに集まる。日本人が作った銀行だが、地下三階にある金庫室には8枚の扉があり、3人が別々のカギを同時に差し込まないと開かないという厳重さです。一般向けの銀行業務もやっていますが、日本と違って土曜日も営業しています。
長春観光
長春の観光では車での移動が一番手っ取り早い。ラストエンペラーの舞台となった満州国の政府の建物が保存されている。その当時のものを人形などを使って再現している。結構観光客が来ています。公邸への入口警官がいます
こちらが公邸と溥儀の住まいがある。 | 館内の様子 | |
当時の状態を人形を使って再現しています。 | 比較的親日の地方なのですが、満州国や溥儀は嫌いらしい。現地を案内してくれた人もここは行きたくなかったらしい。しかし実際に歴史を知る意味では良いと思います。 |
今でこそ中国ですが、日露戦争で日本がロシアに負けていたら中国東北部はいまだにロシア領だったと言える。中国にとってこの東北部は食糧生産の上で重要な役目を果たしている。 市内中心部には南湖公園がある。かなり大きい湖で夏は観光客でにぎわいます。
8月なのでハスの花がきれいでした。 | |
市内の中心部に広大な湖です、北京のような水不足は感じられません。 | とてつもなく大きい記念碑がある。刻まれた文字は「長春解放記念」とありました。1948年10月19日です |
2020年1月の南湖公園は氷が張っていました。スケートなどで遊ぶ子供たちがたくさん。
それと郊外に人工的に作られた森林と湖があります。自家用車で回ることができますが、タクシーは乗り入れができません。公園の専用の電気自動車でロープウエイブのあるところまで行く程度です。公園は広いのですが、タクシーの乗り入れはできません。湖を一周するならレンタカーの用意が必要です。入り口からロープウェイのゲートまでは電動車があります。
ちょうど当日は月の神様かなんかの像のお披露目でした。 | 公園内の移動は電気自動車か自家用車、あとはレンタル自転車です。 | |
公園の山頂への入口です。 | 山頂へはロープウェイで登ります | 帰りは森林の中を滑走して戻ります、怖い人は行きと同じ乗り物で帰ります。 |
大規模な人口公園での写真撮影の様子、結婚式の出席者に配るアルバムを作るために撮影しているもの。発注しておいて取りに来ないカップルもあるそうです。 後は旧日本軍が建てた建物を見る程度ですが、頑丈な作りと地震がないせいかいまだに現役の建物のとして病院や政府の施設として利用されています。政府関係の建物の撮影は禁止されていますので注意が必要です。