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大連市は常に変化している、地下鉄はできるわ海沿いに大規模な橋のバイパスもできている
大連駅の駅裏から見るとまた違う風景と生活空間がありました。
駅裏は今回が初めてです、まさかこんな風景や生活空間があるとは思ってもみませんでした。
駅前は高級な百貨店やスーパーですが駅裏は庶民のためのショッピングモールや生鮮食品のお店がたくさんありました。詳しくは生活文化のページをご覧ください、ここにはほんの一部掲載。
今回大きく変わったのが交通事情、以前は横断歩道のない場所を横断する場合車列の空きを見ながら中央の分離帯まで生き、そこからまた様子を見て横断していました。片側四車線が普通なのでとても大変だった。今回からは横断歩道に人がいると車が停止してくれます。万逸止まらないと監視カメラで撮影された情報で罰金が科せられるようになったのです。実際の場面がこちらです。最初にバスが人を確認し停止します。私の時は心配だったからずっと立っていたら運転手さんが手で渡れとジェスチャしてくれたのです。バスは一番端を通るので後続車が心配なのですが、バスの動きを見て一斉に止まってくれるのです。感動!
若の人の時を撮影したものです。後続車両が止まりました。
反対側から渡ってきた人も当然渡れます。
私は盛岡に住んでいますが、一方通行で横断歩道があっても停まらない車がいっぱいいます。中国嫌いの人が多く「中国のお土産なんかいらない!」と言われますが少しは見習ったらどうですか。中国が嫌いなら飲食店の紅ショウガや寿司屋のガリは当然中国産ですよ、食べないと言い切れますか?
それと「スマホ決済」が徹底していること。私の買い物のポイントだってうちの活性炭のエージェントのスマホにしっかりチャージできる。お店ごとにポイントカードを財布に入れて厚くなることもない。よほど便利だし合理的です。
実際の使用場面です、最初にアプリケーションを立ち上げ、バーコードとQRコードを表示します。レジのスキャナーで読み取らせて自動決済です。お金は事前に一定額をチャージしておく方式なので万一紛失や盗難に遭ってもパスワードがあり、金額も最小限の被害で済むことになります。更に使った人は監視カメラの映像で捕まる可能性が大ですね。ポイントもすべて一元管理だから財布は厚くならない。
顔認証が進む中国事情
そして極め付きが「顔認証システム」、犯罪者を捕まえるだけの機能ではない。一部の銀行ではお金の出し入れが顔認証で行われているのです。もうだいぶ前から中国では印鑑が使われなくなった。理由は偽造ができるので本人のサインに代わったのだ。ホテルの印鑑彫りの売り場はとうになくなった。
ここで笑える話
顔認証はすごいがうちのエージェントが「すごいけどもし本人が死んだら顔認証できなくなることだ」と。なるほど最後はやはりカードか印鑑かという事になった。
中国でも禁漁制度があるし、理由もある。
今回どうしても大連の漁港に行き、水揚げの写真を撮りたかったのですが5月から9月まで漁業が禁止なのだそうです。4月からの連休に行きたかったのですか航空運賃が二倍くらいに高くてやめました。それでも漁港の撮影に行きました。大連にはいくつか漁港があり、その中の二つに行きました。確かに船は繋留されている。それも岸壁から離れていて船を連結したようにしているから抜け駆けをさせないためだろうと思いました。
日本でも自主的に資源保護のため品目で漁獲できる期間を制限していることがある。理由は中国の網目が細かいため幼魚ただろうが稚魚だろうがみんな獲ってしまうから禁止するのだそうです。なら網を制限したらいいようなのもだが、どちらにしても金のために根こそぎ獲る気質は変わらないと国は考えてのことだと思う。
「そういえば新しい空母を作っているよね」と言ったら、「ちょうど数日前にテスト運航に出たばかりだよ」とのこと。私もニュースで知ってはいたし、万一撮影しに行ったら帰って来れなくなりますからそのつもりはなかった。後で衛星写真で漁港を探したら建造中の空母が映ってましたね、それも漁港から近かったです。
丹東近くの漁港の街で食事をした時も「今、禁漁なんだ」と言いつつも鮮魚が出てきた。まあ養殖もあるからとのことだったが、確かに貝やエビは養殖しているのは知っている。
いくら禁止しても密漁がなければ商売は成り立たない!
それでも前にも行ったレストランではどう見ても冷凍ではなく新鮮な魚が置いてある、聞くと「まあ深くは追及しないでください、密漁に決まってますよ」と店主らしき人の言葉、実際写真撮影は止められました。密告でもすると思ったのかな?
別の漁港では昆布の水揚げをやっていた。
この女性、水揚げした昆布を一枚買っていた。聞くと一枚4元、約80円、普通は干したものを買うと思うが生で買っていた。
実際この水揚げしたものはどうするのかと聞いたら全部干した後加工して販売するとのことだった。