大連・哈爾賓・長春・吉林・瀋陽・丹東・瓦房店・旅順の現在を紹介します

大連市

 

TOP > 大連市 > アクセス

日本から大連の航空アクセスと大連からほかの都市への移動手段が大幅に変わりました。

日本から大連には成田や関空など大都市の空港からしか瓶がありません。仙台などから行ければ助かるし観光客の誘致もいいと思うんですが見通しが暗いようです。どうせ中国は高速鉄道の影響で飛行機の需要が確実に減少しているからもっと開放すれば良さそうなものなんですがね。
大連空港 スターウォーズ ANA
偶然ですが今回往路にANAの機体はスターウォーズモデルでした。搭乗記念にカードをもらいましたが帰りは普通の機体でした。
吉林へはここから地下鉄で大連駅からの乗り換え、普通は大連北駅が多いのですが便によって大連発着があるようです。その場合は大連北駅は停車しません。東京駅発だと上野駅で停車するものしないものの違いがあるのと同じようです。
中国 大連駅 高速鉄道 大連駅 高速鉄道
 この日、隣の車両は北京行きでした。大連から北京なら空路の方が時間も早く、料金も安いです。5月に行ったとき当初高速鉄道を考えましたが、時間がもったいないということで往復空路にしました。中国の広大な大地を楽しむなら高速鉄道が良いんでしょうが、貧乏人は時間がもったいないですからね。
 地下鉄は大連北駅と空港を結ぶ予定になっていますが、工事が遅れているようです。理由の一つに大連の地盤が弱いことがあるらしい。それで他の都市と比べると地下鉄の乗客がなんか少ない気がするが、エージェントは時間が確実だからと、確かにねと思う。タクシーなどは混雑があるので空港へ行くのは時間的にどうしても早めになりますね。早くついてもやることがないし売店は少ないからお土産も期待薄。

 大連へは成田空港が一番便利なようで、他は直行便が少なかったり便がなかったりします。日本企業が多数進出している割には航空便が不便な都市です。成田空港までのアクセスが一番の課題です。直行便は成田空港と関空がありますが、便数としては乗り継ぎが多いようです。 大連空港から市内までは車で30分程度(場所によるが)なので移動はかなり楽です。写真右は国内線の搭乗風景、国際線でもボーディングブリッジがない場合もあります。以前は空港から大連市内まで車で30分くらいかかっていましたが、2015年から市内と空港を地下鉄が開業しまして便利になりました。

大連北駅、車でも地下鉄でも一旦この二階入り口からはいります。 大連北駅北口と南口があります。地下鉄は北口になる。大連北駅の外観です 大連北駅北口から見たホームのドーム大連駅ホームです 改札を出たホームの景観、左の逆側から見たもの。

大連北駅 地下鉄入り口地下鉄は二路線あり大連から瀋陽や長春、更にハルビンに行くための高速鉄道の大連北駅との接続は2016年末までかかる予定でしたがいまだにできていません。そのため一度大連の中心部まで行き、別の地下鉄に乗り換える必要があります。急ぐなら空港からタクシーの方が便利かもしれません。左の写真が大連北駅の地下鉄接続エスカレータです。

中国便が少ない背景は中国側の発着枠が慢性的に不足していること、ただし第二空港建設中です!

以前は仙台空港から大連や長春の直行便がありましたが、現在は運行されていません。尖閣列島問題で冷え込んだ日中関係も背景にあるとは思いますが、成田や関空と異なり中国は国際線と国内線が同じ空港という事象があり、電車での移動より早い飛行機利用が好まれるため国内線の便数が優先されている可能性が高いようです。 大連は霧で離着陸が遅れることがしばしばあります。「霧が原因で」はそうかもしれないが、PM2.5入りのスモッグが今は多いかもしれない。北京など内陸部に比べれば青空が見えるので恵まれていますが、PM2.5の被害は大きいと思います。実際農作物の生育が日照不足で遅れたり、収量が減少しているそうです。


閑散とした国際線出発ロビー

空港前、ここから大連中心部まで30分程度です。それだけはありがたい。

注意事項として帰りにお土産を空港で買うとなると店舗も商品も少ないことです。お土産には紹興酒や老酒ですが、長春では紹興酒が手に入りにくいだけでなく、空港にもありません。紹興酒は日本と違っておいしいものが多いです。輸入されている紹興酒は飲むというより調理酒ですね。金額的にもちょっとしたスコッチの価格と変わりません。度数も高いのが普通。老酒は50度くらいのものがたくさんあります。中国人の収入ではちょっと簡単には買えません。

大連は行く度に変化しています、2015年5月22日、大連空港に着いたら地下鉄が開業日でした。

いつもは車で迎えに来る知人が、「今回は地下鉄で行きましょう」という、「えっ」ですね。 全く知らなかったのです。今年1月には新幹線で工場のある町まで行きましたが、今度は地下鉄です。空港から大連駅の近くのホテルに近い駅まで約30分です。もっとも車は地下鉄のように駅に止まらないから同じくらいの時間ですが、それでも楽ですね。

  開業当日の空港の駅入り口です。どうやら開業日優先で工事はまだ完全ではなかった。ホテル近くの駅ではエレベーターの工事中、1月に行ったときはなんか深く掘っていたので新しいビルの基礎工事かと思っていましたが、エレベーターの工事だったようです。 中国 大連 地下鉄   エスカレーターは上下あるわけではありません。乗降客が少ない駅では下りは階段です。大きな荷物があるときは不便です。大連地下鉄 自動券売機 自動券売機ですが、日本のものよりちょっと大きめですね。ちゃんとお釣りも出ます。 中国 大連 地下鉄車両

中国東北部も新幹線が運行されています、大連から長春まで夏なら3時間、ハルビンまで4時間です。

今までは長春に行くには成田から飛行機で行くしかありませんでしたが、今は大連から新幹線で行けるようになりました。もちろん駅は日本と同様に在来線とは別になっています。

大連駅 新幹線

開業したての頃は大連駅始発があり、在来線の車両と共有でした。現在は大連北駅だけのようです。

 
中国 新幹線 座席

308系の一等車 日本のグリーン車に相当しますが、革張りでフルフラットに近いくらいのリクライニング機能がついています。

中国 新幹線 座席

普通の一等車 日本と同じだが、布のカバーシートになっています。

2015年1月に行ったときは大連駅始発でしたが、現在は大連北駅が始発と終着駅となっています。一部の列車は大連駅発着があります。(2017年10月の瀋陽発大連着の車両がそうでした。)市内からは上記の地下鉄を利用することになります。地下鉄は二系統あり、山手線のような循環型ではありません。路線図を見たときは大連北駅から大連空港まで点線でつながっていたので期待しましたが、未だに完成していません。現地の人もわからないと言ってました。

活性炭のふるさと中国