いつもは活性炭の工場がある田舎のレストランでの食事が普通でしたが、今回(2018年11月)は珍しく瓦房店市の中心部にあるレストランを利用することになりました。
さすがに市内は大きな建物がありますし、こじゃれたお店もあるが、車を止める場所が最優先となります。それでも工場の社長さん夫婦が知っているお店に行くことができました。さすがに人気があるらしく昼は満席でした。
外部も中もおしゃれですね。
一番印象的だったのが右のグリーンのスープ、これはほうれん草を練ったものを使っています。あっさり系ですがとても美味しかったです。それと左の鶏肉料理、北京ダックではないがよかったです。下はキャベツの炒め物、これもあっさりとした味付けです。
あとは定番の水ギョーザ、主食として麺にするか必ず聞かれます。
たれは結構辛いものです、当然ですが。
梅河口市のレストランでも出た豆腐みたいな材料の料理です。それとエビの天ぷらですね。瓦房店市は大連ほどではないが、海から近いですからね。
中国東北部は広いので一概に同じとは言えませんが、地方の田舎料理では放し飼いの鶏の料理「農家の鶏料理」がお勧めです。解体した鶏肉をぶつ切りにして煮込んで出します。ブロイラーの肉と違って歯ごたえがありおいしいです。味付けも日本の鍋料理の感覚でしょうゆ味と考えればわかりやすいです。 変った料理にはキノコの料理もありますが、サツマイモの若芽を塩漬けにした漬物、こんなものを材料にと思いますがサツマイモは葉の生育が良いと芋が小さくなる傾向があるので、間引きと保存食の関係で生活の知恵といえます。 それから蚕の料理、煮ただけのような気がしますが、外見からして食べるのは勇気がいります。相手に悪いなと思って一個だけ食べましたが、口の中でぐにゅっとした感触はあまりいいものではありません。
これが蚕の料理です、もろそのままの形で出て来ます。 |
実際朝市で売ってます、現場で回りの毛玉をとっているところです。 |
やはり漁港から離れている関係で山菜や肉の料理が多いといえます。吉林で感じたのですが、北の方に行くほど味が濃くなる傾向があります。まあ寒いということがあるのは日本も同じですね。主食になるのはとうもろこしのおかゆやパンになります。トウモロコシのおかゆはどこでも朝食では必須、あとアワのおかゆもあります。胃に優しいと言えますね。糸をとって織物にします、中国のお土産に絹のパジャマが良いと言われるのも安いからでしょう。夏涼しく冬暖かいとか聞きますね。