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旅順

 

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旅順は日露戦争があった203高地が有名です。麓には日本が植林した桜の樹があります。戦死した人の追悼の意味があるそうです。 後で聞いた話ですが、昔は日本人は立ち入り禁止だったそうです。203高地に入れるのは外国ではロシア人が認められていてたが、日本人は入れなかった。そんなこともあって麓に桜の木を植えたのでしょう。中国は現在いろいろあって反日感情のため、南の方では日本企業の建物が壊されたりしていますが、東北北部は意外に親日です。よく考えてみれば、もし日本が日露戦争に勝っていなければこの中国の穀倉地帯である東北北部(北から黒竜江省、吉林省、遼寧省)はロシア領となっていたことになります。そうなると中国の食糧事情は大幅に変わっていたと考えられます。政治の話をする気はありませんが、現在も日本軍が作った建物を大学や病院、更には官庁として今現在も使っているのです。道路などのインフラ整備を日本がやったから現在があると言ってもおかしくないのではと思います。 結構日本人の観光客が多く、頂上に行く途中の入場券売り場には杖のレンタルも行っています。歩いてもいけますが結構坂はきつくお年寄りは車の利用も可能ですが、これが結構高い料金です。人数に関係なく一人いくらなのでちょっともうけ主義(ここも資本主義が優先している)の傾向にある。頂上まで行けば旅順港が見渡せます。当時は快晴だったので良かったのですが、石炭を燃やした暖房時期はスモッグ(PM2.5入り)で見えないことも当然あります。 また旅順は中国海軍の軍港で軍艦が停泊しています。車の中から撮影してきましたが、降りて写真撮影すると何か危ない気がします。

旅順駅   この旅順駅や線路も当然日本軍が作った当時のまま利用されています。 旅順駅の前には交番があり、駅構内にも強面の警官がいます。旅順港 走る車の中から撮影しました。

何しろ電車に乗る時も手荷物は空港と同じようにⅩ線で透視・チェックされます。飛行機でもないのに何でと聞いたら爆竹を車内に持ち込む人がいるのだそうです。別にテロ対策ではないのですが厳重です。

活性炭のふるさと中国