いよいよ敦煌の砂漠を見に行き、そこで思わぬ光景に遭遇
朝5時半ロビー集合。
朝とは言っても全く光はない。
入場チケット売り場で開園が6時ということを聞き早目に出たつもりでしたが、結構観光客が来ていました。観光雑誌やネットでは昼の画像しかないから気づきませんでしたが、びっくりする光景を体験できたのです。やはり早起きは三文の徳ということか。
案内なしだからどう行くのが良いかわからない。とりあえず明かりのある方を目指しました。
すでに観光客がいっぱいでした。
朝6時が入場開始です。
公園ゲートを抜けると公園の名前が刻まれた石があります。まあどこにでもあるものですけどね。
急遽水を買うことに、使い方がわかりにくい。触れば変わるだろうとやったら画面が商品の選択や決済画面に、すべてタッチパネルで操作。送金確認でボトルがガタンと落ちてくる。
キャッスレスオンリー料金先払い返品なし、自販機の料金回収の手間もなし。
砂山がメインなのですが、明かりはオアシスのある場所。鳴砂山を左に見ながら明かりを目指したら下の塔が現れました。別に歴史的にどうとかいうものではないが砂漠の向こうから来たら感動するんでしょうね。
明かりの場所は月牙泉といい砂漠の中のオアシスです。水源は不思議ですね、一時枯れかかったことがあり、給水制限が行われたこともあるそうです。
この明かり朝7時に消灯となります。旅行雑誌にはない貴重な経験となりました。
難行苦行の鳴砂山登山でしたが
同行の二人は本命の登山道へ…
知り合いとうちのエージェントは本命の登り口を目指しましたが、途中に別の登り口を見つけ、私はそこを登りました。これが大正解!本命の道は頂上の手前で足場がなくなっていたそうです。
二人の知人は入り口に近いほうの登り口を登っています。
私はというと…別な登山道を、三組に追い越されても意地で上り詰めました
私は近くの登り口を使いました
やっと着いた頂上、この後一気に明るくなりました
明けると荒涼とした砂漠が広がり、自然が非常に身近に感じます。
時間とともに刻々と変わっていく風景、この雄大さはちょっと日本では味わえないですね。
色々悩みもあるがこういう中ではどこか吹っ飛んでしまいました。もっと時間が欲しかったですね。
いくらはしごがあっても砂地は歩きにくい、何回も休みながら登ることに。砂漠用の靴に「現地廃棄で地下足袋」という話もあったが、一応それなりの靴を購入しました。まあ普段着に合いそうなので納得。
砂山登山は人生でそう何度もないためか、靴カバーを購入して登る方もいます、画像左下のオレンジ色のカバー。
苦労して登った割には大した風景ではない、確かに砂漠ではあるが、何もない。こんな砂漠を旅した人はどんな気持ちだっただろかと思う。ずっと砂漠しかなかったら生きられないという不安はなかったのだろうか?誰かが歩いて水源を確保しながらシルクロードを作ったということになる。
帰り道、時間の都合で同じルートを下ることに。途中で女性のグループに遇いました。若いというのは良いですね、この時本当に年齢を感じました。
下山して振り返るとそこに鳴砂山が、ちょっとした達成感があります。
下の風景は旅行雑誌などに紹介されている画像は日中のもの。
魚がいるか?跳ねてましたから何かはいますね。建物へ続く道はいたの道路がありますが、それ以外の場所は砂なので歩くのも大変です。
今回お気に入りの1枚。弊社オリジナルカレンダーの表紙に使用し好評いただきました。
鳴砂山に一番近い、「敦煌山荘」夕日を見ながらの食事が良いらしい
「敦煌山荘」の三階のレストランから見える砂漠。登った山が中央の方になります。麺を頼んだらその場で麺を作って茹でてくれます。高いだけのことはありますね。
ホテルは鳴砂山に一番近い、「敦煌山荘」を利用。空港から15分、送迎車のサービスがあります。莫高窟への送迎も可能なようです。敦煌はまさに砂漠、何もないです(右)
ホテルはちょっと高いですが部屋もきれいです。上の画像左は翌朝のホテル外観を撮影したものです。
市内からも離れているので空港の送迎買いはタクシーの利用が必須です。
敦煌山荘の客室、エキゾチックな室内装飾です(左)ホテルのロビーには気象予報が掲示されていました(右)。