中国の活性炭状況

もっとすごいのが火力発電やスチーム暖房の燃料にコメのもみ殻を使っていることです。
中国で収穫後の麦わらやトウモロコシの茎を燃やしてはいけないことになっています。すべて回収して粉砕、圧縮してペレット状にしたものを燃料に使っているのです。もっともハウスや農家ではかまどやストーブの燃料に使っています。ビニールハウスには炊事場と休憩用のオンドルが付いていてその暖房にとうもろこしの芯や掘り出した根を燃やしています。
日本と違ってハウスの規模は半端じゃないです。北側は風よけのために石垣や土を盛って壁にしています。南側に向かった傾斜で夜の寒さをこもで覆って防いでいます。その開閉には電動モーターを使っているのです。もちろん国策で支援しています。
地域の土には鉄分を多く含んでいるため、赤茶けた色になっています。この土壌で生育したトウモロコシには鉄分が日本と違って多いのです。この鉄分が含まれた活性炭は様々な意味で植物の生育や、有害物質の吸着性能などに現れ様々な利用が可能になっているのです。
放し飼いのアヒル、いずれ食べることになる。