野菜通信 トリコデルマ菌と土壌改良活性炭の販売

トウモロコシの活性炭開発・製造元 公式サイト 特許第5303698号

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キノコ被害について(グリオクラディウム関連)

以下のやり取りは自宅の樹木にキノコが発生し伐採したがその後樹木に寄生していたキノコが庭一面に蔓延ってなかなか駆除できずに弊社へ質問してきた内容の抜粋です。
グリオクラディウム取り扱いやトリコデルマ菌との違いなど参考になる部分があり掲載いたしました。

自宅玄関前に榎と欅が1本ずつありましたが、樹勢が落ちキノコ類が発生してきて最終的に2本共伐採しました。しかしながら伐採前より発生していたと思われるスルメタケが伐採後の木の根元周りと周辺地面に発生して困っています。御社の製品で素人でも扱いやすい方法が試せる方法がありますでしょうか。(近隣に農地はありません)

キノコの発生はキノコの菌が残っているためと思われます。環境が悪くなると胞子の形で主の保存をするからなのだそうです。現在実験的に提供しているのがグリオクラディウムという菌です。一般的なトリコデルマ菌と比べて分泌物が相手の殻のたんぱく質を溶かすのではなく、菌そのものを餌にするというものです。餌が無くなれば胞子になって活動は止まります。温度と適度な湿度があるとまた発芽することになります。この一年実験した結果約半分の事例で効果があったという実績です。ベッコウダケは樹の内部に侵入して中から腐食させるので樹木の中に入る仕組みを必要とします。幹に穴を開けて注入するなど。伐採してしまったのであれば、土の表面に水で溶いたグリオクラディウムを日数を置いて数回散布されるのが良いと思います。その状態で生えてくるかの検証をされるのが良いと思います。少し残しておいて生えてきたキノコに直接散布するのも良いと思います。一度菌を認識するとそれが餌として記憶されるのです。500gのクセリオクラディウム発送します。切り株があればそこにも散布してください。500gは数回に分けて使用します。一回20リットルくらいで良いと思います。150gで1回を目安にするとかなりの濃度になります。畑だと100坪が目安となります。多いことにこしたことはありませんから…。

いろいろありがとうございます。今回ご提供いただく「クセリオクラディウム」と、「トリコエースA」+「トウモロコシ活性炭」の効果の違いはなんでしょうか。
また、このGliocladiumは、人体には悪影響はないのでしょうか。

基本的に人体や他の動物に影響はありません。
トリコエースはトリコデルマ菌なので業界ではこちらの品種が有名です。
ただ原理はグリオクラディウムとは異なり、菌の分泌物が他の微生物の外郭を溶かすのでその菌が逃げ出すという感じです。それに対しグオクラディウムはキノコの菌そのものを餌にした食べるわけですからとんでもない菌なのです。
逆に付近にシイタケやシメジの栽培している場合は使用するのを避ける必要があるのです。
成果についてはトリコデルマ菌も効果はあります。特性が異なるだけです。
なお活性炭は野菜栽培などでトリコデルマ菌を散布する場合に500gで100坪に均一に蒔くのが大変なので混ぜて散布すると効率が良いこと。
活性炭自体が土壌改良剤になることから、農家さんでは一緒に使うようになっています。
トリコエースは二種類あり、Bは植物の根の発根促進効果があるので栽培目的に応じて使い分けます。
AとBは競合関係にあり、同時使用は出来ません。最初に病気対策でAを投入し、栽培途中でBを追加投入すると発根促進により果菜類の成り疲れ対策になるのです。
途中で追肥するようなものです。グリオクラディウムと同様、水に溶いてろ過して使いますから、潅水チューブで畝に均一に投入できるのです。栽培途中で掘り起こす必要がないのです。