野菜通信 トリコデルマ菌と土壌改良活性炭の販売

トウモロコシの活性炭開発・製造元 公式サイト 特許第5303698号

  1. ホーム
  2. 作物別事例集
  3. そらまめ
  4. そらまめの実証‐経過と結果

そらまめの実証‐経過と結果

そらまめ
そらまめの病気で厄介なのがソラマメ赤色斑点病(チョコレート斑点病)です。 Botrytis fabae Sardina、Botryti cinerea Persoon:Fries 排水不良の湿地に多い、発病したものは撤去し焼却するしかないらしいです。
 そらまめ畑の病気 赤色斑点病(チョコレート斑点病)画像1 畑全体に発生するのではなく、個々の木に発病するようです 。
 ソラマメの病気 赤色斑点病(チョコレート斑点病)画像2  症状が悪化すると左のようになります。葉にチョコレート色の斑点がつき大きくなります。他の木に伝染したり、翌年の栽培に影響するので早めに抜いて焼却処分することが望ましい。

入れた畝の豆は3から4個の粒ぞろい

収穫時期では同じ高さですが、トウモロコシの活性炭を入れた畝の背丈は20センチの差になったそうです。当然出荷は入れた畝から始まりますが、鞘に入っている実の数は3から4個です。出荷時期が早いほど単価が高いので農家の収入に大きく影響することになります。
そらまめ畑 そらまめ 収穫
左側8列にトウモロコシの活性炭を入れて栽培、この段階では背丈は同じですが6月上旬時点では20センチ以上の差があったそうです。当然出荷は活性炭入りの方が先になります。  6月26日収穫開始しました、サイズも大きくこの日はほとんどのこのサイズでした。 なお青森県は宮城県と異なり、春植え方式です。
 

そらまめの栽培で生育に大きな差が出ました

撮影が2週間早ければ背丈が20センチほど違っていた事を証明できたという事でした。左側8列に活性炭を投入しました。
トウモロコシの活性炭を入れた畝の豆は3から4個の粒ぞろい そらまめ 大きさ比較
6月20日撮影、来週には出荷可能な生育状況との判断。この段階では高さは変わらないが、豆の大きさ・入り数とも活性炭を入れた畝の出来は良い。当然出荷時期で価格差が大きいので投資コストは回収可能と言う評価でした。 上の写真は手に持っているのが使用したもの、生えている場所は未使用のものです。明らかに大きさが違います。
   

今年はそらまめの育苗から活性炭を使い、すでに効果が出ました

 青森県十和田市、昨年に続きそらまめの育苗からトウモロコシの活性炭を使った栽培がはじまりました。育苗段階で活性炭を使ったものとの比較もできましたが、基本的に入れたものは生育が順調です。
そら豆 通常の育苗 そら豆 トウモロコシの活性炭を入れた育苗効果
上のものは育苗に活性炭を使わなかった苗です。 上が育苗で活性炭を使った苗です。 明らかに大きさが違っています。
活性炭は比較のため、道路側4列に入れています。前年と同様に収穫が早まれば収入も向上するので農家の方も期待しています。 そらまめ畑 植え付けの様子 前年とは別の畑に植え付けしましたが、活性炭はすぐなくなるわけではありませんから昨年投入した畑に何を植えるかですが、そちらも効果の比較ができると考えています。なおこのマルチシートは苗が活着した段階(約一週間)ではいでしまうのだそうです。うまくはがして再利用できればよいのですが、農業は生産のためのコストがかかります。

ページトップ▲

そらまめトップ▲