2017年ピーマンの青枯れ病対策
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トリコデルマ菌を使ったピーマンの青枯れ病対策
今回はハウス内で拮抗作用の強いトリコエースAと、さらに強力なビレンズ種を使用して青枯れ病に対する効果を検証します。
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ハウス内にはトウモロコシの活性炭と共に、左側2列にはトリコエースA、右側2列にはビレンズを投入しています。
ハウス内は全て自根苗です。 |
6月28日
トリコエースA投入区(写真左)、ビレンズ投入区(写真右)共に青枯れ病の症状はまだ確認されません。
7月6日
トリコエースAを投入した左側で一部に青枯れ病と見られる萎凋症状が発生しています。
7月11日 青枯れ病の発生数を比較
(写真左)トリコエースAを投入した左側2列では青枯れ病の症状と見られる株が散見されました。青枯れ病が確認されたのは20本。
(写真右)ビレンズを投入した右側2列では青枯れ病の症状が確認できたのは4本。
ビレンズは拮抗作用が強力な為、ハウス内での青枯れ病の発生に差が出ています。
一方で、トリコデルマ菌未使用のハウスでは青枯れ病の症状が拡大していました(写真下)。
同日に撮影した、検証しているハウスに隣接している自根苗のハウス。
こちらはトリコデルマ菌を投入していないので、青枯れ病の症状がかなり進行しているのが分かります。
この比較からも青枯れ病に対してトリコデルマ菌による抑制効果があると言えます。
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