野菜通信 トリコデルマ菌と土壌改良活性炭の販売

トウモロコシの活性炭開発・製造元 公式サイト 特許第5303698号

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トマトの青枯れ病対策

トマト
トマトの青枯れ病理の病原菌はRalstonia solanacearumです。これはピーマンも同じです。現時点では有効な農薬が無いとされています。 発病すると一気に萎れて枯れるのが特徴です。そんな中で長野県の下高井農林高校が微生物資材を使った実験で効果があったという報道がありました。使用した資材はトリコデルマ菌ということですが、品種が加工用のトマトであり耐病性があるので実際の農家様で確実な効果があるとは断言できません。そこで毎年青枯れ病が出るという農家様のご協力をいただき、2014年にトウモロコシの活性炭とトリコエースのビレンズ種(Virens)を使って実験を行いました。 トマトの青枯れ病写真
トマトの苗の定植 ハウスの全景 トマトの青枯れ病が毎年発生する場所
2014/06/05定植   手にしている付近が毎年青枯れ病が発生する場所で、敢えて自根の苗を定植して Virensの効果の検証をしています。6月19日撮影
品種は桃太郎8です。活性炭とトリコデルマ菌のビレンズ種を投入しています。
2014年7月12日
活性炭とVirens併用ハウス 同ハウス内で接ぎ木をしない苗の状態です。
活性炭とVirens併用ハウス。7月12日 接ぎ木をしない苗の状態。7月12日
 
2014年8月12日
接ぎ木苗は変化なし 自根場所で1本発生、入り口の場所も1本発生
8月12日接ぎ木苗は変化なし 8月12日自根場所1本発生、入り口の場所も1本発生
 
2014年9月11日
接ぎ木では2本発生 さすがに自根は9本中5本発病
青枯れ病発病した2本以外は順調です。 ハウス入口付近自根苗で発病
接ぎ木のものではわずか2本に抑えられました。 ハウス奥外側自根苗で発病
毎年被害が多いハウスで接ぎ木のものではわずか2本に抑えられました。これは一応、成功と言えます。 接ぎ木をしない苗の状況です。自根苗で5本発生/9本中
   
2015年以降は敢えて微生物資材を入れないで栽培、結果は発生なし
7月7日昨年発生場所も異常なし
2015年7月7日昨年発生場所も異常なし 2015年7月7日昨年発生場所も異常なし
8月3日時点で異常なし(トリコデルマ菌が定着したと考えられる)
2015年8月3日時点で異常なし(トリコデルマ菌が定着したと考えられる) 2015年8月3日時点で異常なし(トリコデルマ菌が定着したと考えられる)
9月16日時点でも異常なし
2015年9月16日時点でも異常なし 2015年9月16日時点でも異常なし

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