野菜通信 トリコデルマ菌と土壌改良活性炭の販売

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葉の色が薄かったネギにトリコエースBを使用した事例

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葉の色が薄かったネギにトリコエースBを使用した事例

6月上旬、ねぎを栽培している農家様へ伺ったところ、部分的に葉の色が薄くなっていました。圃場内で土の性質が異なっているのでその影響ではないかとのこと。以前、別の農家様でネギの葉の色が薄かった際にトリコエースBを使って解消した事例がありましたので、試しに使ってみる事にしました。
ネギ圃場 6月上旬 活性炭は使っていますが土質の違いのせいで葉の色がまだらになっています。 葉の色が薄い部分に発根促進作用のあるトリコエースBを使う事にしました。
 
ネギ圃場 トリコエースB使用後 7月下旬撮影 2週間程で変化が現われ葉の色が濃くなってきたとの事で、追加で全体に使用する事になりました。7月の撮影では葉の色が揃って、全体的に色濃くなっていました。

心配していた病気が発生

ネギ 葉先が枯れてきた ネギはとにかく病気が発生し易い作物で、熟練の農家様でも常に神経を使っています。 左の写真は7月時点での拡大写真ですが、葉の色は色濃く揃ってきたものの、雨の後に葉先が枯れる症状が発生。べと病と思われます。トリコデルマ菌では直接効果が見込めないので、農薬を使うしかありません。
 

ネギの栽培で特に注意すべきこと

実際に農家様から教えていただいたネギ栽培における注意点を以下にまとめました。

使用する農薬は事前に複数種類を準備しておく

ネギを栽培する農家様は病気の発生と防除に特に神経を使っています。防除にはもちろん気を使っていますが、それでも病気が発生してしまったら直ぐに対応しなければなりません。 ネギ栽培で使用する農薬は病気が発生し易い雨の直後に使用したり、収穫予定日から逆算して散布する都合上、複数種類の農薬を常備しておいて状況によって使い分けられるように準備しておくことが必要です。例えば雨の多い時期のわずかな晴れ間に散布する場合もあります。病気が発生してから買いに走ったのでは間に合いません。 ネギ農家様で準備している農薬の一例 リドミルゴールド レーバスフロアブル ベトファイター フェスティバル

ネギ栽培に必要な土寄せ作業も場合によってはネギを弱らせてしまう

土寄せを行うと少なからずネギの根を切ってしまうことになります。また、高温・乾燥した状態で土寄せを行うと、病気でなくともネギは弱って葉が枯れてしまいます。 土が水分を含み、肥料成分も充分に溶けて効果が現われる状態であれば、土寄せで根が切られても新たな根が伸びていきます。そのため土寄せ作業は雨が降った後に必要な追肥と薬剤散布を施してから行います。

土寄せも薬剤散布も収穫スケジュールに合わせて段階的に

可能な時に一気に作業してしまいたいのが人の心情です。しかし面積が広くなると土寄せや農薬の散布は1日で終わっても、収穫作業は1日では終わりません。品種・時期にもよりますが収穫適期は最終土寄せから目安となる日数があります。そのため土寄せと農薬散布は収穫スケジュールに合わせ日程をずらして行っていきます。例えば1週間あたりに収穫する畝数を決めたら1週間毎に土寄せを行い、収穫が始まったら次週収穫する畝に7日前まで適用可能な防除農薬を散布…といった段取りをします。

土地に合った品種を選定する

本格的にネギの栽培を行うときにはその土地と気候に合った品種の選定が不可欠です。各メーカーから様々な特徴の品種が販売されていますので、初年度から様々な品種を試して、成績の良い品種を見定め、おおよそ3年で選定を行います。

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