野菜通信 トリコデルマ菌と土壌改良活性炭の販売

トウモロコシの活性炭開発・製造元 公式サイト 特許第5303698号

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ごぼうの黒あざ病対策 活性炭とトリコデルマ菌併用事例

ごぼう
青森県十和田市はゴボウや長いも、にんにくの大産地ですが、連作で病害も多いです。 その中で消毒と活性炭と微生物資材での比較ができました。畑の右側一反分に入れています。 ごぼう収穫後 比較   ゴボウ農家での実験では黒あざ病が発生してしまいました。翌年念のため微生物資材を投入したところ根の生育が良かったせいか消毒した場所とそん色ない生育が確認されました。   ごぼう生育比較   ←2011年8月11日採取 左:消毒区域 :境界区 :活性炭と微生物投入区    

2011年11月無事収穫、機械も人手もかかります

収穫後 ごぼう ごぼう収穫の様子

農家にしてみれば消毒は極力避けたいのが本音、しかし活性炭だけでは克服できません。そこで発根作用を促進するというトリコデルマ菌のある種と組み合わせて2011年に一反分に投入したところ、消毒した圃場とそん色ない結果となりました。 2012年にニンジンに変えたのですがやはり消毒しなかった関係で病害に遭いました。そこで2012年秋に使用していなかった畑の場所に活性炭とトリコエースのAタイプを通常より多めに入れて現在生育の検証を行っています。現時点では地上部だけをみると差は出ていません。  

ごぼうの病気対策、二度目の挑戦も成功しました

ごぼうの黒あざ病は栽培農家にとっては大敵です。従来は消毒で対応するしかないと言われてきました。確かに確実なのは消毒で多くの農家が危険性が高いことを承知で利用しています。しかしトウモロコシの活性炭を有用微生物の住処として繁殖すれば有害なカビ類との勢力バランスが取れることで病害の被害を回避できるなら毎年消毒するコストや健康上のリスクも回避できることになります。 特に消毒をすると種まきまで二週間程度待たなければならないため、収穫時期がその分遅れることになり、売り上げ単価に影響し農家の収入減となり、消毒に変わる対策が求められています。
ごぼう畑 ごぼう サンプル採取
写真中央部から右側の奥が昨年被害が多かった場所です。 サンプルの採取はその比較的被害の大きかった場所を選定しました。
 ごぼうサンプル画像
2013年8月17日サンプル採取、農家の方にも確認をいただき大丈夫とのこと。 今回の栽培では同じ畑で実施しており、一回目の部分的な投入ではなく畑全体に活性炭と微生物資材(トリコエースA)を投入しています。投入したのは2012年の秋、野菜の収穫後に実施しています。微生物は地中の温度があるため発芽し繁殖して冬を胞子の状態で越年し春に地温の上昇と共に再度発芽し繁殖します。春の雪解けを待って投入すると他の作業と重複するため、種まきの時期までに十分有用微生物が育たないことが問題だからです。

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