きゅうりのネコブセンチュウ被害
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2012年は猛暑の影響か、雨が少なかったからか、各地でネコブセンチュウ被害が多かったとお聞きしました。
発生原因ははっきりしていませんが、やはりここ近年続いている猛暑と昨年は降水量も少なかった事が、関係あるのかもしれません。
これがネコブセンチュウ!
きゅうり等の根に侵入すると、根の細胞が巨大化しコブ状になる。
その結果、作物の生育が抑制され、葉が枯れたり、べと病や立ち枯れの病害が発生する。
また、きゅうりは収穫量が極端に減少する。
センチュウの被害があったにもかかわらず、活性炭+微生物資材(トリコエース)を使用している農家様からは、収穫量が落ちたという話はありませんでした。むしろ片づける際、根を抜いて初めてセンチュウ被害があったことに気がついたという方がほとんどでした。
つまり、根張りが良いので、センチュウがついても影響がほとんど無い。(他に新しい丈夫な根があるので、生育に影響が出たり、病害にかかってしまうことが、ほとんどなかった。)ということになります。
根を抜いてから初めてネコブセンチュウがついてしまっていたことに気付いたそうです。
よく見ると、白い根が糸状にたくさん出ています。
茶色に変色していないのは、健康な状態の根という証拠です。
撮影2012/10/27
この圃場の根っこです。
センチュウがついても、10月後半でこれだけ生育が良く、昨年より収量も増えています。
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