野菜通信 トリコデルマ菌と土壌改良活性炭の販売

トウモロコシの活性炭開発・製造元 公式サイト 特許第5303698号

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価格改定のお知らせ

新着情報

誠に不本意ではありますが、諸般の事情でトウモロコシの活性炭の価格改定のご案内をすることになりました。

  • 最大の原因は為替レートが円安が更に安くなると予想される事。
  • 国内の流通コストの上昇で、製造コストを吸収することが難しくなったためです。

 平素は弊社トウモロコシの活性炭をご利用いただき、誠に有難うございます。

長い間ご利用いただいておりましたが昨今の物流コストの上昇から運賃の半額負担をお願いしてまいりましたが、現地の原料費の値上がり、海上運賃の上昇などで製品コストが大幅に上昇してまいりました。特に影響が大きいのが為替レートです。12年前は一ドル80円台でしたから良かったのですが、計画の100円を上回るようになり、現在経済界では120円から140円の相場になると予想されています。確かに一時120円になった時、仕入れ原価が50%アップしたことがあります。もはや企業努力の限界と言えます。

 ご存知のように弊社の本業はコンピュータのソフト開発です。こちらは順調に推移している関係で経営には全く支障がありません。

 しかしながら上場企業様からの出資を頂ている関係もあり、赤字続きの活性炭事業を放置するわけにはいかなくなってきています。

 当時活性炭の価格をいくらにするか、という議論があり、一坪100円というキャッチコピーで開始しました。製造業という新しい事業でしたから、在庫管理や加工コストなどあまりに無頓着だったと反省しています。それでも量が出れば薄利でも成り立つだろうという期待で始めたのですが、これがなかなか大変なのです。作物ごとに事例を作りカタログ化するなど製造以外の投資コストは大きかったと思います。

 それでも継続してきた背景には世の中のために何か出来ないかという意識というか夢があったわけです。しかし経営というのはそんな夢を追いかけるだけでは成り立たないと言えます。

 過去に何度も撤退か、継続かの論議はありました。継続を選んだのは経営責任者の私なのですが、今後会社の経営を考えるとこの事業が赤字続きであれば、後継者を作ることも難しいと考えております。継続するにはやはり健全な収益、莫大な利益は考えていません。赤字にならない程度の収益で事業が継続できればと考えている次第です。もちろん活性炭単独では弱いので微生物資材や「ダニセン」といった新しい製品で農家様のお役に立てる商品も用意しています。それにしても全体の売上構成比や、為替の影響が大きい活性炭を何とかしなくては成り立たないと言えます。

 大変心苦しいのですが、現在の価格を20%値上げせざるを得ない状況になりました。一坪100円が120円になるということになります。私としては本当に苦渋の選択です。ぜひ諸般の事情をご理解いただき今回の値上げをご承認いただければ幸いです。

 

 なお2022年3月末までは現在の価格での出荷となります。