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害獣対策に効果的な木酢液の使い方

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今回お話を伺ったのは桃やリンゴ・梨などを栽培する農家様。周辺では熊による被害が確認されており、こちらの農家様でも以前は熊にネットを破られてトウモロコシが薙ぎ倒されたり、電柵の外に伸びた桃の枝が折られたりといった被害が発生していました。しかし熊対策として木酢液を使い始めてからは、周辺に熊の足跡はあるものの、被害は無くなったのだそうです。

木酢液の忌避効果

木酢液の臭いは獣を遠ざけるということが知られています。木酢液の放つ煙の臭いが獣に山火事を連想させ、危険を察知させることで獣を遠ざけるのです。その効果は動物だけでなく虫にも効果があるようで、害獣・害虫対策として木酢液を含んだ製品が各種販売されています。ちなみにこちらの農家様が使っていたのは普通の木酢液。ただし使い方にちょっとした工夫がありました。

木酢液は地際に設置

木酢液入りのペットボトルを地面に設置する  ←木酢液をペットボトルに詰めて頭を出すくらいの深さに土に埋め込みます。臭いの発生源を地際に置くというのがポイントです。3~5m間隔で配置します。
木酢液を樹上から吊るすという方法もありますが、熊に限らず四足歩行の動物は鼻を地面に近づけて歩くので、地面よりも高いところに設置しても効果は薄いのだそうです。 木酢液の忌避効果1 木酢液の忌避効果2 写真の様に設置する事で雨が降っても流れる事もなく、減ってきたり薄まってきたらちょっとつぎ足すだけで済みます。さらに収穫期が終わったら蓋を閉めておけば翌年も使えるので経済的にも負担が少なくなります。
木酢液を電柵の外に設置  ←こちらは電柵の外に枝が伸びた部分。熊が手を伸ばして枝を折ったりするので足元に設置しています。
木酢液の忌避効果は特に野生の動物に対して効果が高いようです。害獣被害にお困りの方は試してみてはいかがでしょうか。

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