ベッコウタケによる樹木の倒木防止対策案
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※この情報は樹木医・専門家の意見・見解に基づいたものではありません。
ベッコウタケがキノコの状態(幼菌又は子実体)となって外部に現れている頃には樹木内部の腐朽はかなり進み、空洞化している事も考えられます。 外から見える範囲でベッコウタケを除去し、トリコデルマ菌を散布するといった対処方法では内部の浸食には対応しきれません。樹木内部が空洞化している場合、トリコデルマ菌を内部にも散布する事が必要と考えています。倒木防止対策案
・伸びた枝を剪定して重量を軽くするとともに重心を低くする。空洞が確認された場合
・ドリルで穴を空け、内部にトリコの液を霧状に散布する ドリルで空洞部分まで穴を空ける。穴の大きさは噴霧器のノズル径に合わせる。 ※木材用ドリルは長いもので400~500mm、直径は10mm程度の物からあります。 ドリルの穴はレジストグラフで通したキリ穴を利用すると空け易いと思います。作業には細心の注意が必要です。 ・噴霧器でトリコデルマ菌を内部に散布する。 噴霧器は長いノズル付の物が必要です。ホームセンター等で購入する事も可能です。(¥1,500~)
ー樹木の腐朽菌被害でお困りの方へー
お試しいただきたい資材があります、詳しくはこちらのページを御覧ください。