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瀋陽

 

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瀋陽の観光地としては最も有名なのが清朝時代のお城(廟)です。清朝は数回遷都しておりその一番最初の場所が瀋陽だったわけです。なぜ瀋陽かというと守り易かった地形にあるらしい。まあ歴史的なことは別にして市内の中にあるので行きやすいという事も言えます。古い雰囲気の多いものも清朝時代の風情を活かしたいという意向か建物も考慮されています。日本でも有名な観光地はクラシックな色調にしているのとおなじです。

  瀋陽の駅から地下鉄で繁華街まで行き、出口に出ると左右の光景がこんな感じです。この通りをまっすぐ進むと清朝のお城に行く道路が左手にあります。下の写真はそれまでの通りの風景です。中央の吉野屋の奥が人気の飲食店街だそうです。

建物そのものがすごいです。レストランです。

 

この奥が面白いらしいのですが、今回は残念。

 

昔からの門かどうかは不明、何しろどんどんいろんなものを作るから新しいのか古いのかあてになりません。

ハルビンもそうでしたがお寺がある。ハルビンと違って瀋陽のお寺は結構離れている関係で車での移動が必要なようです。

   大通りというか繁華街から左に入りますが、突き当りはただの壁、一度左に曲がり壁沿いに歩くと開けます。

仮の門というか飾りの門

 

そのまま進むと正門があります。現在修復工事のせいかここは閉鎖中で更に奥に行ったところが入館所となります。

色々な建物があるのですが、それぞに女性がいますが案内人ですね。その建物の案内をするのではなく希望者に有料でお城の中を案内するようです。瀋陽で仕事をしていて何度も来ている人が同行していたので案内は頼みませんでした。どうせ頼んでも日本語ではない。

良いものはみんな北京に持って行ったようですが、それでもそれなりのものが残されています。

右手奥が内閣府みたいなもで周囲の建物が別々の役所の建物、中では旗や書物を管理してました。

時間の都合で全部は見ていません。

 

左が旗を管理するお役所、右が内閣府(王様の執務室)に相当する建物です。

二度目の瀋陽だったのでもう少しゆっくり観光したかったのですが、急な仕事で残念ながら観光は全くダメになりました。しかし瀋陽が工業都市である一端を知ることが出来ました。それにしても瀋陽のお城は広いですね。

城の外は例によってお土産物屋さんがたくさんあります。建物はやはり気を遣ってそれなりに。  

活性炭のふるさと中国