大連・哈爾賓・長春・吉林・瀋陽・丹東・瓦房店・旅順の現在を紹介します

哈爾賓(ハルビン)

 

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ハルビンの庶民生活は他の都市と比べてもそう変わりはない感じがします。ただロシアの影響か旅順と同様道路の中央分離帯に鉄の柵を設置している。 普段の生活で買い物に朝市があったことです。大連や長春では町中に朝市(露店)を廃止する方針のため、ハルビンにあったのが不思議でした。というか今だけなんだろうなという思いです。

 哈爾浜 ハルビン 朝市

早朝の街を散歩していたら白菜を買い込んだ人がいた。撮影にも笑顔で答えてくれた。 売り方はどこのの朝市も似たようなもの、量り売りが多いのが特徴。必要な量だけ買えるのが日本との大きな違いです。
  他の場所の朝市との違いは内陸部のため魚貝類が少ないですね。それでも大連よりバナナが安いと知人が言ってました。

ハルビン朝市は一か所しか見てませんが、他の場所と比べると規模はちょっと小ぶりです。 普段活性炭の工場がある瓦母店市で朝市を見ようとすれば、市内から車で行かなければならない田舎で開催されています。町中にある朝市はありましたが、ハルビンよりも規模が大きいです。ハルビンの人に聞いたら朝市だけでなく、夕市もあるのだそうです。残念ながらスケジュールの都合で夕市を見ることはできませんでした。中央大街の近くでも夕市があるらしいのです。 仮に朝市がなくなった時、簡単にそれに代わるスーパーや店舗が作れるかというと、難しい気がするのです。

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売り方もすごいでネットの中身はジャガイモです。ねぎもこんな束で販売していますから家族数が多くないとちょっと買えませんね。まあ寒い時期(10月上旬)でしたから日持ちはするでしょうが。

高層マンションが多いのは人口の割に土地が少ないからです。土地は国(共産党)のものであり、個人や企業は70年のレンタル契約となっている。公的な建物や道路は簡単に作るが、個人や企業となると簡単ではないんだろうなと思う訳です。実際大連駅のそばに放置された高層ビルがありました。建てていた業者が何らかの理由で完成前に資金がなくなりそのままになっているのです。取り壊すかするしかないが余計なコストがかかるわけで誰も手を出さないのだと思います。駅前の超高層ビルはあっという間に完成しましたが、定宿にしているホテルの前のビルは結構長い月日がかかってようやく数年前にオープンしました。

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活性炭のふるさと中国