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大連市

 

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大連はお寺がありますが、大黒山に集中しています。ただ車でないと回れません。

中国は仏教国なので当然お寺があります。ただ日本と違うのがお墓がないことです。日本のお寺の役割は死んだ人のお墓があり、死んだ人の霊を守るという事です。しかし中国のお寺は地域の守り神のような役割らしい。だから三国志に出て来る強い武将の関羽とか張飛り像が祭ってある。
 
お寺は大黒山に集中しているのですが、このお寺だけ離れています。入り口はかなり下にあるので参道を登るのは気の遠くなる話。そこで地図を検索して裏道から入ることにしました。裏道側は入館料を取る場所もありませんでした。

  

 写真右、上から下の入館所を見た写真です。とにかく大変な高さのところにあることがわかります。歩いたら一体どれくらいの時間がかかるのだろうかと思います。

 当日は大連にしては珍しく小雨だったので濡れることもなく時間も節約出来ました。  ここのお寺の奥に洞窟があり仏像が祭ってあります。そして観光雑誌にも出で来るミニチュアの塔があるのです。なんでミニチュアなのかなあ思ったのですが、多分後から作ったのでスペースの関係で大きく作れなかったのだろうと思います。なんでも後からどんどん追加していくのが中国流、新しく出来た関羽とか張飛の像が運ばれていました。薄い鉄板というかアルミのような素材の造りでした。重たかったら運ぶのが大変です。            
 狭いから写真を撮るのも大変です。ちっょと横からの撮影なのでまっすぐ建っているのに斜めになっているように映ってしまいました。広角レンズを持っていかなかったのが失敗だった。
 
   面白いのが上のお寺、木の葉が黄金(当然偽物なのだが)になっている。それと中国人は金が大好き、だからお寺に祀るものは金ぴかのものが多い。更にお金持ちになるという門があります。くぐるとお金がたまるという門もある。日本なら神社のようなのものと言える。
   
ここのお寺、縁結びの神様もありました。日本なら神社ですが中国はお寺ですべて願い事を賄うようです。入る時の門と出る時の門があり、そちらをくぐるとお金持ちになるというもの、勧められて私もくぐってきました。知らなければ入った門を戻っていたことになります。でも効き目ないですね。  

ふしぎなのが線香です、日本では束ねてある線香に火をつけ、みんなで数本ずつ分けて供えるが。中国では一人ひとり線香を用意(寺の境内の中で売っている)して別々に供えるのです。人のを使ってはいけないらしい。更に太く長いので異様ですが、願いが長く燃えていることで叶えられるとでも思っているのかもしれないですね。 それからどこでも共通するのがタダでは帰さない中国商法。観光地や博物館の出口は入り口とは違っていてたい てい土産物屋さんがある。それも売り場を回らないと出口に出れない通路と来ているからすごいです。さすがにお寺にはそうしたものがありませんでしたが、しっかりお土産に金魚や鳥を売っていました。

  大黒山にお寺は集中していて回るのは効率がいいのですが、中には離れていたり車で行けるかわからない場所もありすべて回ったわけではありません。気になったお寺の紹介しす。
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大連市は100年程度の歴史なので新しいものが多く、日本のような古くからある観光地というものがないのが実態です。その代り欲しいものないものはどんどん作っていくという政策はある意味すごいと感心します。

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活性炭のふるさと中国